役場のみなさまや各旅館の女将の皆さんに集まっていただき、計測体験も行い大変盛り上がりました。温泉入浴における心身肌の変化は、中医学(東洋医学)における鍼灸や中医薬、薬膳料理などで体を整えることと通ずる部分が大きいと思い至り、国際中医師の資格を取得しました。その経験をもとに、中医学の分野の良導絡理論に基づいた機器を用いて「温泉入浴前後」の十二経絡の状態を測定し、心身肌がどのように整っているかを各地の温泉で調べて研究を重ねています。今年度は、青森県風間浦村のプロジェクトの一環で下風呂温泉・桑畑温泉に入浴して調査する1泊2日の旅を行いました。硫黄泉+塩化物泉という特性をもつ温泉は、血行促進+保温作用が期待できると想定しておりましたが、1回の入浴で十二経絡の状態が平衡に向かうとともに、滞在して繰り返し入浴することにより、血の巡りと体の深部まで温まっている状態が継続し、整った状態が持続している方が半数見られました。泉質の特徴の傾向が感じられた有意義な調査ができましたので、今後、温泉の学会などでも発表をしたいと考えております。温かくご協力いただきお迎えくださった下風呂温泉のみなさま、ありがとうございました
