温泉のある宿の価値とは?をテーマに温泉の意味、今こそ旅の高付加価値が注目の時代という事例などお話しました。コロナ禍で人との関係が空洞化して、気がつけば、誰かに優しくしてもらいたいと、温もりを求めて温泉へ。湯の温もり、地域のご馳走様、そしてお宿の方々の優しさが心身に沁み渡る。これぞ日本ならではのウエルネス文化かも。と、話しながら思ったりしました。塩原温泉新湯・やまの宿下藤屋の渡邊さん、鵜の浜温泉・美味海食 汐彩の湯みかくの近藤さん、あたたかいお話をありがとうございました。

温泉のある宿の価値とは?をテーマに温泉の意味、今こそ旅の高付加価値が注目の時代という事例などお話しました。コロナ禍で人との関係が空洞化して、気がつけば、誰かに優しくしてもらいたいと、温もりを求めて温泉へ。湯の温もり、地域のご馳走様、そしてお宿の方々の優しさが心身に沁み渡る。これぞ日本ならではのウエルネス文化かも。と、話しながら思ったりしました。塩原温泉新湯・やまの宿下藤屋の渡邊さん、鵜の浜温泉・美味海食 汐彩の湯みかくの近藤さん、あたたかいお話をありがとうございました。
「新・温泉ビューティ」
温泉は季節で選ぶと、もっと美肌になれます
(グリーンキャット)
2023年10月27日発売
価格 2200円(税込)
「すべての美は温泉から」
温泉の中には地球の生薬がブレンドされている!
~誰も教えてくれなかった新しい温泉の使い方~
温泉の美容力を追求するカリスマ温泉ソムリエ・石井宏子の「温泉ビューティ」シリーズ第二弾。温泉+旅+気候療法+中医学でビューティワールドを広げ、誰も気が付かなかった温泉の使い方を新提案!温泉を季節で選べば、より美肌になれることを提案するとともに、肌の悩みを解決する美肌効果バツグンの厳選全国50温泉宿をカラーで紹介。
第一章 美肌をもたらす四季の「温泉ビューティ」処方
一、春のビューティアップ温泉
二、夏のビューティアップ温泉
三、秋のビューティアップ温泉
四、冬のビューティアップ温泉
五、季節の変わり目のビューティアップ温泉
第二章 もっと温泉ビューティ!ビューティアップへの方法
一、温泉ビューティの基本ー温泉は地球がくれたビューティツール
二、温泉分析表にはでてこない美の力
三、「重ね湯」のすすめ(温泉を駆使し、温泉をめぐって美を重ねる)
四、温泉ビューティアップ入浴法ー美と健康の温泉入浴法
五、温泉旅に「気候療法」をー自然環境はビューティアップの強い味方
六、「温泉旅ごはん」は美食同源ー体内時計と旬のローカルフードは美の原動力
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テーマは「温泉の美と健康の効果を中国伝統医学の視点で考える」。日本の群馬県法師温泉で行った中医学(良導絡理論)の計器で温泉入浴前後の心身肌の状態の変化を計測した研究の報告をして、温泉に入るだけで心身肌ともに整う。ということをお伝えしました。また、台湾にある温泉の泉質と美容的特徴、日本の温泉の高付加価値利用の事例をお話ししました。情熱ある通訳をしてくださいました温泉女王Windy Yanさんに感謝します。嘉南薬理大学の甘博士による五行学説を温泉に取り入れる研究はさらなる進化をとげていて大変刺激をうけました。コツコツと中医学の勉強をして国際中医師の資格をとったのも全て温泉ビューティ研究に活かして、温泉の素晴らしさを伝えたいという願いからでした。その研究の一歩が台湾の温泉のみなさまにも役立てていただけたら大変幸せです。中華民国温泉観光協会の李吉田理事長、谷関温泉の伊豆温泉会館胡会長、関子嶺温泉の景大飯店候会長、四重渓温泉の清泉日式温泉館の王先生、安通温泉の連理事長はじめ、台湾各地の温泉の方々がたくさんいらしてくださり、熱心にメモをとる様子にうれしくて大感激でした。台湾嘉南薬理大学は温泉研究の最先端を走り続けている憧れの場所です。そこで研究発表ができたことを大変誇りに思います。ありがとうございました。
まもなく平均年齢が50歳代に突入の日本人の人生を幸せにする「温泉」、そして、温泉旅館は?!温泉旅館、ホテル経営者の方々と温泉でのウエルネス滞在の価値について語りたいと思います。ぜひ、会場でお待ちしております。
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行き先は箱根。森の生きるエネルギーで自分自身が発酵浄化するようなスパと温泉。温泉宿にいることを忘れてしまうような、アラカルト料理で、何粒分もオイシイような楽しい一夜を過ごしました。
本館のリニューアルから6年、じっと眠っていたかつての大露天風呂が、湯殿が、驚きの大変貌をとげました。山形県・赤湯温泉に誕生した3室だけのオーベルジュ「オステリア・シンチェリータ」へ行ってきました。十割源泉(源泉100%かけ流し)へのこだわりはここでも。3人の湯守が本館の山形座瀧波同様に極上の湯を仕立てています。さて、癒しの空間で星付きシェフをひとり占めして味わう置賜盆地の美食イタリアンとは?
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杏林大学兼任講師に着任し、最初の講義は「地域創造特論Ⅱ」テーマは「温泉地における国際理解と共生」として、8月7日~10日の4日間で15コマ×90分の講義を行いました。演習系講義の定員MAX20名、ひとりも脱落することなく全員でゴールを迎えました。情熱をもって学生たちと話し、ご協力をいただいた温泉地のみなさま、誠にありがとうございました。以前の投稿でも触れましたが、日本の人にも世界の人にも「日本の温泉」を楽しんでもらうには?を深く考えてみようと、様々な温泉地の方々とオンラインで教室をつなぎ、現場のリアル、「今」の日本の温泉を知り、議論していった先にあったのは、日本の温泉文化の独自性や魅力を深堀することでした。そして大切なことは、何を残し守り、何を進化させるのか。これからの温泉研究の活動に、また、秋学期からスタートする「温泉療養学」の講義に生かしていきたいと思います。
9月2日(土)朝日新聞社本社からライブ配信します。首都圏から行ける秋からの旅におすすめしたいスポットを、かなり温泉寄りの温泉視点でお話ししたいと思います。参加無料(事前申し込みお願いします)
詳細、お申し込みはこちら
杏林大学にて兼任講師に着任し、最初の講義は「地域創造特論Ⅱ」、テーマは、日本の温泉における国際理解と共生。4日間で15コマ。夏季集中講義を行いました。①日本の温泉文化や特異性を知る。②世界各国の文化や温泉習慣を知る。③毎日温泉地や関係者と教室をオンラインでつなぎ、リアルな現場情報を知る。④グループワークで討議し発表する。の4本柱で、日本の温泉を「日本人にも」「世界の人にも」楽しんでもらうにはどうしたらいいか?を徹底的に探究しました。国際理解と共生の行先は、日本の温泉文化の独自性と深い魅力を知る発見の旅でもありました。ご協力いただきオンラインで学生たちと熱い本音トークを交わしてくださった皆様、大変刺激になりました。ありがとうございます。様々な要素に興味を持ち、新しい発見に開眼し、ぐんぐん吸収して発展していく学生たちの成長がすばらしくて、感激の涙で前が見えない。初めて大学の教員として講義を担当してみると、自分自身にも新しい発見がたくさんあり、驚きと喜びがありました。もっと研究を深めたい、こういうことも知りたい学びたいと夢は広がるばかり。これからもコツコツと温泉研究の道をまい進してまいります。